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奈良の旅と歴史
滋賀の旅    守山市

小津神社
おづじんじゃ
滋賀県守山市杉江町495
Tel 077-585-0855


 小津神社はJR守山駅の北西約4.5kmにあります。古代豪族小津(おづ)氏の祖神と五国の神である宇賀之御魂命(うがのみたまのみこと)を祀ったのが始まりとされています。延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳には式内社として記載されています。
 歴代領主や諸武将の崇敬を集め栄えました。足利尊氏は南北朝の騒乱の際に、神域への兵馬の乱入を固く禁じたそうです。応仁の乱の兵火により多くの社殿が焼失しましたが、当時の領主六角高頼(たかより)により再興されました。

 5月5日の例祭は、別名「長刀(なぎがた)振り」とも呼ばれています。子供を中心に長刀を手のひらでくるくる回す長刀踊りや、笛・太鼓の音頭の行列が、小津神社から赤野井町の小津若宮神社まで往復します。その昔、水害で流された本殿が琵琶湖に流出し現在地まで引き寄せたことから始まったそうです。

小津神社本殿(国重文)
 小津神社の本殿は大永6年(1526)に再建された建物です。間口3間、奥行3間の三間社流造り(ながれづくり)、前室が付き、1間の向拝がある檜皮(ひわだ)葺きの建物です。前から奥へ一間ずつ均一に前室、外陣、内陣と並んでいます。内陣内の宮殿には国の重要文化財に指定されている木造宇迦乃御魂命坐像が祀られています。
小津神社本殿
 柱は内陣・外陣が円柱、前室・向拝が面取りの方柱です。組物は出三斗、連三斗が用いられ、側面に唐草透彫を施した蟇股が置かれています。向拝、前室のまわりに装飾性を集中させています。本殿の前横三方には廻縁があり、刎向欄(はねこうらん)が設けられています。小津神社本殿は小津神社本殿は明治39年(1906)国の重要文化財に指定されています。
小津神社本殿


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