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奈良の旅と歴史
滋賀の旅    大津市

日吉東照宮
ひよしとうしょうぐう
滋賀県大津市坂本4ー2ー12
Tel 077-578-0009


 比叡山ケーブルの坂本駅の近く、権現堂川右岸の高台に日吉東照宮があります。寛永11年(1634)、徳川家康を祀って、天海大僧正が建立しました。本殿、拝殿、石の間、四脚唐門、透塀は国の重要文化財に指定されています。
 明治初期に神仏分離令が出されてから、東照宮は日吉大社の管轄におかれ、明治9年(1876)からは日吉大社の末社となっています。
 社殿は前方の拝殿、後方の本殿、その間をつなぐ石の間からなる権現造りです。石の間は数段低く造られ、祭典者が祭神に対して背を向けても非礼にならないよう配慮された造り方だといわれています。この日吉東照宮が権現造りの発祥で日光東照宮に受け継がれています。
 拝殿正面には千鳥破風を構え、軒唐破風が付いた3間の向拝を設けています。黒漆塗りを基調として、各所に絢爛豪華な極彩色の彫刻が施されています。社殿と唐門、周りを囲む透塀は漆塗り、極彩色の彫刻で装飾されています。


日吉東照宮本殿(国重文)
 日吉東照宮の本殿は間口3間、奥行3間、単層、入母屋造り、銅板葺きです。寛永11年(1634)、天海大僧正により建立されました。華麗なる権現造りで、本殿、石の間、拝殿として大正6年(1917)に国の重要文化財に指定されています。
日吉東照宮本殿

日吉東照宮拝殿(国重文)
 日吉東照宮の拝殿は寛永11年(1634)に建立されました。間口5間、奥行2間、単層、入母屋造り、銅板葺きです。前面の3間の向拝には軒唐破風がつき、その後方に千鳥破風がつき、蟇股は緻密に彫られています。本殿、石の間、拝殿として大正6年(1917)に国の重要文化財に指定されています。
日吉東照宮拝殿

日吉東照宮石間(国重文)
 日吉東照宮の石の間は間口3間、奥行1間、単層、両下造り、銅板葺きです。拝殿と本殿の間にあり、数段低く造られています。寛永11年(1634)、天海大僧正により建立されています。本殿、石の間、拝殿として大正6年(1917)に国の重要文化財に指定されています。
日吉東照宮石の間

日吉東照宮唐門(国重文)
 日吉東照宮の唐門は四脚平唐門で、檜皮(ひわだ)葺きです。寛永11年(1634)に建てられました。漆塗り、極彩色の彫刻で装飾された豪華な門です。昭和31年(1956)に国の重要文化財に指定されています。
日吉東照宮唐門

日吉東照宮透塀(国重文)
 日吉東照宮の透塀(すきべい)は寛永11年(1634)に建てられています。一周延長54間、檜皮(ひわだ)葺きで、潜門2箇所を含んでいます。漆塗り、極彩色の彫刻で装飾されています。昭和31年(1956)に国の重要文化財に指定されました。
日吉東照宮透塀


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