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奈良の旅と歴史
滋賀の旅    大津市

明王院
みょうおういん
滋賀県大津市葛川坊村町155
Tel 077-599-2372


 北嶺山明王院は大津市にある天台宗のお寺で、息障(そくしょう)明王院、葛川寺とも呼ばれています。安曇川(あどがわ)の渓谷に沿う葛川(かつらがわ)地区にあります。
 相応(そうおう)和尚は天台座主を務めた円仁(慈覚大師)の弟子で、回峰行(比叡山の山上山下の霊地を巡礼し、数十キロの道のりをひたすら歩き通す荒行)の創始者といわれています。相応和尚がこの道場として貞観元年(859)に明王院を創建したといわれています。
 昔から本尊の不動信仰がさかんで、室町時代には隆盛を極め、多くの参籠者を迎えていました。参籠を行った人は参籠札という卒塔婆形の木札を奉納することが習わしで、元久元年(1204)のものを最古として、多くの参籠札が残されています。
 参籠札の中には足利3代将軍義満や8代義政と夫人の日野富子のような歴史上著名な人の名も見え、葛川参籠が広い階層によって支持されていたことがわかります。
 明王谷をはさんで南側には明王院の鎮守の地主神社があり、橋を北に渡ると、道の左側には政所と呼ばれる一画があります。右側には護摩堂、庵室などが建っています。護摩堂脇の石段を上った先に本堂があります。境内地は約1万平方mで国の史跡に指定されています。
 参籠札の他、明王院文書、紙本著色光明真言功徳絵詞、絹本著色不動明王二童子像、葛川与伊香立庄相論絵図、本尊(千手・不動・毘沙門天)は国の重要文化財です。本堂、護摩堂、庵室、政所表門などの建物も国の重要文化財に指定されています。


明王院本堂(国重文)
 本堂は間口3間、奥行5間、単層、入母屋造り、鉄板葺きで、西側面に唐破風造りの向拝があります。正徳5年(1715)に建てられました。附指定の厨子(1間厨子、入母屋造り、妻入、正面軒唐破風付、こけら葺き)とともに国の重要文化財に指定されています。、
明王院本堂

明王院護摩堂(国重文)
 護摩堂は間口3間、奥行3間、単層、宝形造り、鉄板葺きで1間の向拝が付いています。宝暦5年(1755)に建てられています、附指定の厨子(1間厨子、入母屋造り、妻入、正面軒唐破風付、こけら葺き)、棟札とともに国の重要文化財に指定されています。
明王院護摩堂

明王院庵室(国重文)
 庵室(あんしつ)は参籠の行者が寝泊りするための建物で天保5年(1834)に建てられています。間口8.7m、奥行4.9m、単層、入母屋造り、鉄板葺きで、正面玄関があります。附指定の棟札とともに国の重要文化財に指定されています。
明王院庵室

明王院政所(国重文)
 政所(まんどころ)表門は江戸時代初期の建物です。切妻造り、銅板葺きの棟門で国の重要文化財に指定されています。
明王院政所表門


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