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奈良の旅と歴史
滋賀の旅    大津市

大津別院
おおつべついん
滋賀県大津市中央2ー5ー25
Tel 077-522-6960


 JR大津駅から北東へ約500mのところに大津別院があります。真宗大谷派・東本願寺の別院です。慶長5年(1600)に教如(きょうにょ)上人が敷地を拝領し、翌年に内陣が出来たと伝えられています。
 教如は石山本願寺で,、父親の顕如とともに元亀元年(1570)、織田信長と戦い、和議が成立し、顕如が鷺森(現在の和歌山市)に退去した後も、籠城し抗戦しました。顕如の死後、浄土真宗12世を継ぎましたが、豊臣秀吉の命で、文禄2年(1593)に弟の准如(じゅんにょ)に譲って退隠しました。
 慶長7年(1603)、徳川家康の援助を受けて京都烏丸に東本願寺を創建しました。これ以後本願寺は東西2派に分裂しました。大津別院の本堂と書院は国の重要文化財に指定されています。

大津別院本堂(国重文)
 大津別院の本堂は慶安2年(1649)に建てられています。間口9間、奥行10間、単層、入母屋造り、本瓦葺きで1間の向拝が付いています。真宗の寺院の特徴である外陣が広くとってあり、欄間や蟇股の彫刻に宗派や時代の特色がみられます。
大津別院本堂
 入母屋造り、単層、本瓦葺きの書院は寛文10年(1670)に建てられています。床・棚付きの上段8畳の間、18畳の間、5つの8畳間、縁などで構成された格式が高い建物です。大津別院の本堂、書院とも昭和36年(1961)に国の重要文化財に指定されています。
大津別院本堂


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