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奈良の旅と歴史
滋賀の旅    大津市

篠津神社
しのづじんじゃ
滋賀県大津市中庄1ー14ー24
Tel 077-525-1001


 京阪電鉄中ノ圧駅から東に5分ほど歩いたところに篠津神社があります。古くから膳所(ぜぜ)中圧の産土神(うぶすながみ)として庶民の信仰を集めています。古くは大梵天王と号し天王社と称されていましたが、のちに天王宮さらに牛頭天王社と改称され、明治4年(1871)には篠津神社となりました。
 常尊法親王や覚淳法親王、有栖川家などから崇敬庇護され、鳥居の寄進や社参記録などが残されています。江戸時代には歴代膳所藩主から社領22石が安堵されていました。ここ篠津神社の表門、膳所神社の表門、鞭崎神社の表門は元膳所城の城門で国の重要文化財に指定されています。

篠津神社表門(国重文)
 篠津神社の表門は明治3年(1807)に膳所(ぜぜ)城が廃城となった後、膳所城の北大手門を移築したものです。明治5年(1872)に表門として修築されています。門は背面に特色がある高麗門形式です。正面の主体部から両方に袖のように直角に屋根が出ている造りです。
篠津神社表門
 大扉は内開きで、太い竪格子、腰部横板張りとなっており、脇門を付けています。屋根は本瓦葺きで、本多家の家紋である立葵(たちあおい)紋がみられます。慶長年間(1596-1614)に建てられたと推察されています。大正13年(1924)4月に国の重要文化財に指定されています。
篠津神社表門

篠津神社本殿
 篠津神社の本殿は間口2間、奥行2間、銅板葺き、入母屋造り、平入の建物で、万治4年(1661)に当時の膳所藩主・本多俊次が再建しています。素盞嗚命が祀られ、大正元年(1912)に県社に昇格しています。
篠津神社本殿


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