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奈良の旅と歴史
滋賀の旅    大津市

和田神社
わだじんじゃ
滋賀県大津市木下町7ー13
Tel 077-522-2057


 和田神社は膳所本町駅の北東、膳所高校東方の旧東海道筋の街並みの中にあります。八大龍王社とか正霊天王社などと呼ばれていましたが、明治維新後に、仏式が廃され、和田神社となったそうです。この地の湖岸が和田浜と呼ばれていたことから名付けられたようです。
 和田神社は白鳳時代に創祀されたと伝えられ、本殿は国の重要文化財に指定されています。近くには旧藩主本田家歴代の菩提寺である縁心寺があります。粟津町にかけての一帯はかって湖南地区で最も松林が多く、「粟津の晴嵐」として近江8景の一つにもなっていたところです。


和田神社本殿(国重文)
 和田神社の本殿は檜皮(ひわだ)葺きの一間社流造り(ながれづくり)で、正面に1間の軒唐破風(のきからはふ)の向拝を付けています。滋賀県内では珍しい造りです。鎌倉時代の建築で、明治35年(1902)に国宝に指定され、その後、法改正により国の重要文化財に指定し直されています。
和田神社本殿
 側面にあるすっきりとした美しい蟇股(かえるまた)などの細部に鎌倉時代の様式を残しています。屋根正面に長く突き出した唐破風造りの向拝も建物の特色の一つになっています。
和田神社本殿

和田神社のイチョウ
 境内にある和田神社のイチョウは和田神社の御神木で推定樹齢約600年、樹高約24m、目通り周囲約4.4mの大木です。琵琶湖上から和田浜の目標樹となっていたようです。昭和53年(1978)に大津市の天然記念物に指定されています。関が原の合戦の後、捕らえられた石田三成が京へ護送される途中、このイチョウの木につながれたといわれています。
和田神社イチョウ

和田神社表門
 和田神社の表門は文化5年(1808)に創建された膳所藩の藩校である遵義堂(じゅんぎどう)の門を移築したものといわれています。
和田神社表門


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