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奈良の旅と歴史
滋賀の旅    大津市

地主神社
じしゅじんじゃ
滋賀県大津市大津市葛川坊村町116


 地主神社は明王谷をはさんで南側にあります。相応(そうおう)和尚が明王院の鎮守として創建したといわれています。安曇川(あどがわ)流域に多く祀られている思古淵(しこぶち)明神を祀っています。
 思古淵はこの地域の開拓の祖神であり水の神として、崇められています。老樹に囲まれた境内には、拝殿、弊殿、本殿の3棟が一直線に並ぶ珍しい配置となっています。弊殿と本殿は室町時代の建築で国の重要文化財に指定されています。


 地主神社本殿(国重文)
 地主神社の本殿は文亀2年(1502)に建立されたと思われます。間口2間、奥行2間3尺の三間社春日造り、桧皮葺きです。蟇股(かえるまた)には、蓮や牡丹、唐草などの彫刻がなされ、すべて柄が違うという凝った造りになっています。明治36年(1903)に国の重要文化財に指定されています。
地主神社本殿

 地主神社幣殿(国重文)
 地主神社の幣殿は拝殿とつながっていて、本殿の向拝の前面に入りこんでいます。間口1間、奥行1間、単層、向唐破風造り、桧皮葺きです。文亀2年(1502)に建てられた建物で、本殿とともに明治36年(1903)に国の重要文化財に指定されています。
地主神社幣殿

 地主神社の手水舎の横に石造宝塔があります。高さ約194cmで花崗岩でできています。地面の上には5枚の切石を組んだ基壇があります。康永4年(1345)の刻銘があるとされています。
地主神社石造宝塔


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