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奈良の旅と歴史
滋賀の旅    栗東市

宇和宮神社
うわみやじんじゃ
滋賀県栗東市蜂屋(はちや)231−1
Tel 077-552-2093


 宇和宮神社はJR手原駅の北約1.2kmの蜂屋にあります。養老元年(717)領主であった物部(もののべ)玉岡宿弥(たまおかすくね)国照(くにてる)と、国経(くにつね)父子が神託を受けて創建したようです。
 倉稲魂神(うかのみたまみこと)、大山祇女(おおやまずみめ)神などを祀っています。こんもりとした森の中の境内には、国指定重要文化財の本殿のほかに、拝殿、中門、神輿庫、神庫、手水舎、社務所 境内社などが建てられています。

宇和宮神社拝殿
 宇和宮神社の拝殿は間口3間、奥行3間、入母屋造り、妻入、檜皮(ひわだ)葺きの建物で舞殿のような造りです。棹縁天井で、軒は各柱間を四支とした二軒疎垂木(まばらだるき)、四周に切目縁を廻らせています。湖東南部の拝殿形式で、栗東市の有形文化財に指定されています。
宇和宮神社拝殿

宇和宮神社本殿(国重文)
 宇和宮神社の本殿は永正2年(1505)に再建された建物であることが棟木に記されています。三間社流造り(ながれづくり)、檜皮(ひわだ)葺きで、庇(ひさし)に建具を入れて前室とし、さらに向拝一間を付けています。向拝は寛延4年(1751)の修理で、柱や虹梁形頭貫(こうりょうかたかしらぬき)などが取り替えられています。
宇和宮神社本殿
 前室正面の吹寄菱組(ひしぐみ)格子戸の上には繊細な意匠の優れた竹節欄間を入れています。本殿の蛙股には二匹の狐の彫刻が施されています。 昭和5年(1930)、昭和45年(1970)に解体修理が行われています。宇和宮神社本殿は大正2年(1913)に国の重要文化財に指定されています。
宇和宮神社本殿


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