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和歌山の旅と歴史
和歌山の旅    有田郡有田川町

法音寺
ほうおんじ
和歌山県有田郡有田川町(ありだがわちょう)岩野河364
0737-32-3111(有田川町役場)


 岩野河にある法音寺は日拝山行基院と号する浄土宗のお寺です。創立は聖武天皇の時代、天平4年(732)と縁起には記されています。当初は現在地よりも北側の古御堂(こみどう)と呼ばれる場所にあったようです。
 室町時代の康正(こうしょう)3年(1457)に宥盛、源久らによって現在地に再建され、永禄12年(1569)に真言宗から浄土宗に転宗したそうです。境内には茅葺きの本堂があり、堂内の木造阿弥陀如来坐像、木造十一面観音立像とともに国の重要文化財に指定されています。


法音寺本堂(国重文)
 法音寺本堂は間口3間、奥行3間、8.59m四方の小堂です。単層、寄棟造り、茅葺きです。構造形式は吉祥寺薬師堂(有田郡有田川町)とよく似ています。棟札から室町時代中期の康正3年(1457)に再建された建物です。大正6年(1917)に国の重要文化財に指定されています。
法音寺本堂
 法音寺本堂は柱の上だけではなく、柱と柱の間にも組物があったり、厨子の垂木は扇子のように放射状に配置されている構造です。真言宗の仏堂でありながら禅宗の特徴がみられます。入母屋造り、板葺きの一間厨子も付指定になっています。唐様式須弥壇の上に、礎盤付きの円柱を建てています。
法音寺本堂


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