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和歌山の旅と歴史
和歌山の旅    有田郡有田川町

白岩丹生神社
しらいわにうじんじゃ
和歌山県有田郡有田川町小川2639
Tel 0737-32-3111


 白岩丹生神社は有田川町役場金屋庁舎の北東約1kmの、早月谷川の北側に鎮座しています。もとは白岩山東側の白岩川のほとりにあったものを、当時の鳥屋城城主であった畠山刀千代丸(はかけやまとらちよまる)が、明応5年(1496)に現在地に移したと伝えられています。
 主祭神は水の神である弥都波能比売神(みずはのひめのかみ)です。桃山時代の特色を持つ本殿は国の重要文化財に指定されています。拝殿に向かって左側の瑞垣(みずがき)の中に県指定天然記念物のネズの老樹があります。


白岩丹生神社本殿(国重文)
 白岩丹生神社の本殿は間口2.58m、奥行向拝とも3.7m、檜皮葺きの、一間社春日造りの社殿です。円柱建てに三方に宝珠高欄付きの縁側を廻らしています。向拝は面取りの角柱に虹梁(こうりょう)を架け、浜縁を設けて五級の昇高欄を納めています。
白岩丹生神社本殿
 正面欄間と蟇股(かえるまた)の精美な彫刻は桃山時代彫刻の先駆をなすものと評価されています。神社には12枚の棟札が残されています。「造営永禄三年九月二日」が一番古く、永禄3年(1560)に建てられたことがわかります。昭和30年(1955)に12枚の棟札とともに国指定重要文化財に指定されています。
白岩丹生神社本殿

ネズの老樹
 境内にはネズの老樹があり、約45度の傾斜で拝殿の正面を横切っています。ネズの木はヒノキ科の小喬木で、別称ネズミサシと呼ばれます。白岩丹生神社のものは幹周りが2.7mもあり、全国的にも屈指の老大樹と考えられており、和歌山県の天然記念物に指定されています。
ネズの老樹


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