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和歌山の旅と歴史
和歌山の旅    海南市

善福院
ぜんぷくいん
和歌山県海南市下津町梅田271
Tel 073-492-2188


 宝遊山善福院は天台宗のお寺で、加茂郷駅の北東1.5kmの山腹にあります。建保2年(1214)臨済宗の栄西により広福寺五ヶ院の一つとして広福禅寺が創建されたのが始まりです。戦国時代に領主・加茂左近の菩提寺として、釈迦堂を本堂として栄えました。
 七堂伽藍を備えて、梅田寺、了東院、吉祥院、観音院、善福院などの塔頭がありました。しかし、加茂氏の没落で荒廃し、天正年間(1573-1592)のはじめ、高野山の庇護のもと、真言宗に転宗し、伽藍のを修復、塔頭の整備が行われました。
 寛文年間(1661-1673)に天海僧正の法孫憲海僧正の支配下に入り、現在の天台宗になりました。明治初期の廃仏毀釈を経て広福禅寺から善福院に改められています。唯一残されている釈迦堂は、功山寺仏殿とともに鎌倉時代の禅宗様建築を代表するもので、国宝の指定を受けています。


善福院釈迦堂(国宝)
 善福院の釈迦堂は間口3間、奥行3間、一重もこし付、寄棟造り、本瓦葺きの禅宗様式の仏殿です。鎌倉時代後期の嘉暦2年(1327)に建てられています。中央3間は桟唐戸、両脇を縦板壁としています。内陣の正面後方に高い須弥壇を設け、内部中央の上部は鏡天井、その周囲は天井板を張らない化粧屋根裏です。床は瓦敷で、そそり立つ内部空間を造り出しています。
善福院釈迦堂
 木割が太く雄大な気風が感じられます。堂内四隅に燧梁(ひうちばり、火打梁)という45度方向の短い梁が架けられています。瀬戸内海地方の禅宗様にみられるもので、安国寺釈迦堂(広島県福山市鞆町)も同じ造りをしています。鎌倉円覚寺舎利殿、山口功山寺仏殿などとともに鎌倉時代の禅宗様建築を代表するもので、昭和28年(1953)に国宝の指定を受けています。
善福院釈迦堂


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