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和歌山の旅と歴史
和歌山の旅    東牟婁郡那智勝浦町

青岸渡寺
せいがんとじ
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
Tel 0735-55-0001


 那智山青岸渡寺(せいがんとじ)は、天台宗のお寺で、西国三十三箇所第一番札所です。本尊は仁徳天皇の時代(4世紀)、天竺(インド)から渡来し開基した裸形上人が、那智滝の滝壺で得た金製の如意輪観音を胎内に含む如意輪観世音菩薩です。
 本堂は、織田信長の兵火で焼失しましたが、天正18年(1590)豊臣秀吉によって再建されました。入母屋造りでこけら葺きで国の重要文化財に指定されています。
 最盛時には7ヶ寺36坊を有しました。明治初年の廃仏毀釈でこの本堂を残して、ほとんどが失われました。この本堂は如意輪堂といい、近世までは隣接する熊野那智大社とともに神仏習合の修験道場でした。
 熊野本宮大社、熊野速玉大社では仏堂は全てこわされました。熊野那智大社では如意輪堂が破却を免れ、明治7年(1874)山内の信者によって如意輪堂を青岸渡寺という名の寺として再興されたのです。
 本堂と那智滝の中間に立つ三重塔は、昭和47年(1972)に再建されました。高さ25mの朱塗りの美しい塔と那智の滝は周囲の緑と調和して絶妙な美しさを描き出しています。


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