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和歌山の旅と歴史
和歌山の旅    田辺市

熊野本宮大社
くまのほんぐうたいしゃ
和歌山県田辺市本宮町本宮


 熊野三山の中心で、全国に3千社以上ある熊野神社の総本宮です。三山の中で最も山深い所に鎮座していて、古くは「熊野坐(くまのにます)神社」という名で呼ばれていたそうです。本殿へと続く石段の両脇には旗がたなびき杉木立がうっそうと茂って荘厳な雰囲気です。
 123段の石段を登ると正面に神門があります。神門をくぐると、檜皮葺きの古色蒼然とした社殿が現れます。向かって左から第一殿・第二殿の相殿(あいどの)、第三殿、第四殿と3棟並んでいます。
 神門の先、中央にあるのが第三殿です。証誠殿(しょうじょうでん)といい、主神の家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)つまりスサノオノミコトを祀っています。この名はのちに付けられたもので、平安初期には熊野坐神(くまのにいますかみ)と呼ばれていたそうです。
 明治22年(1889)の水害時まで熊野本宮大社は熊野川・音無川・岩田川の3つの川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれる中洲にありました。そこには12の社殿やいくつもの境内摂末社、神楽殿や能舞台などがあり、現在の本宮大社の8倍の規模をだったそうです。いまある社殿はそこから移築したものです。


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