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広島の旅と歴史
広島の旅    尾道市

西国寺
さいこくじ
広島県尾道市西久保町9−27


 尾道市街の北側、愛宕山南腹にある西国寺です。真言宗西国寺派の巨刹として知られ西国寺派の本山になっています。
 西国寺仁王門です。県下唯ーの本格的楼門形式で県の重要文化財に指定されています。軒先には大小さまざまなわらじが吊されています。
 2mの大わらじは遠くからでもすぐ目に付きます。仁王様のような丈夫な足になるようにという願いが込められています。自分でわらじを編んで奉納すると足の病に効くという「大わらじの寺」として有名になっています。
 西国寺は天平年間(729〜749)に行基が開いたといわれています。大ぞうりのある仁王門をくぐると108段ある石段が待ち構えています。

 西国寺三重塔です。国の重要文化財に指定されています。3間3面の3層塔婆で屋根は本瓦葺きです。純和風の室町前期の復古調建築です。
 足利6代将軍足利義教が建寄進したものだそうです。永享元年(1429)宥尊によって塔建立の勧進が行なわれています。建築以来災禍に遭遇することなく550年の風雪をしのいで現在に至っているそうです。
 西国寺金堂です。この建物も国の重要文化財に指定されています。桁行正面5間、梁間5間、一重、入母屋造で屋根は本瓦葺きです。
 唐様を加味しながらも和風の風格が強く、古代に忠実な復古調の建築です。堂内の須弥壇、厨子も同時代のものです。
 厨子の中には秘伝の薬師如来座像が安置されているそうです。弘仁年間(810-824)に空海が創ったものと伝わっているそうです。
 境内は広大で護摩堂、大師堂、弥勒堂、毘沙門堂、客殿、庫裏などの諸堂宇があり、愛宕山をバックに甍を重ねています。


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