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広島の旅と歴史
広島の旅    尾道市

浄土寺
じょうどじ
広島県尾道市東久保町


 尾道市街の東端、浄土寺山の南麓に建つ浄土寺は616年に聖徳太子によって開創されたといわれる中国地方屈指の名刹です。足利尊氏ゆかりの寺としても有名です。境内入口の山門は国の重要文化財に指定され1330年頃再建された建物です。
浄土寺山門
 山門を入ったところにある本堂は国宝です。嘉暦2年(1327)建立されています。和様を基調にしながら細部には桟唐戸などを用いた折衷型の鎌倉末期の遺構です。本堂本尊は秘仏の木造十一面観音菩薩立像でこれも重要文化財です。
浄土寺本堂
 1345年に再建された阿弥陀堂は室町初期の建築で国の重要文化財です。均整の取れた美しい和様の建物で、質素ながら優美さを感じさせます。奥庭には伏見城から移築したといわれる茶室「露滴庵」があります。これも国の重要文化財です。
浄土寺阿弥陀堂
 本堂と同じ時に建立された国宝の多宝塔です。多宝塔としては規模が大きいうえに全体の釣り合いがよくとれています。ボタン、唐草に蝶の透かし彫りを施すなど細部の装飾も立派です。
浄土寺多宝塔


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