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島根の旅と歴史
島根の旅    津和野

太皷谷稲成神社
たいこだにいなりじんじゃ
島根県鹿足郡津和野町後田409
Tel 0856-72-0219


 太皷谷稲成神社は安永2年(1773)に津和野7代目藩主、亀井矩貞(かめいのりさだ)が藩の安穏鎮護と領民の安寧を祈願するために京都の伏見稲荷を勧請したものです。
 三本松城(津和野城)の表鬼門にあたる東北端の太皷谷の峰に社を創建しました。以来、歴代の藩主の崇敬が篤く、廃藩後は一般庶民も参拝できるようになり中国地方有数の稲荷神社となりました。
 京都の伏見稲荷や茨城の笠間稲荷、宮城の竹駒神社そして九州佐賀の祐徳稲荷と並び日本五大稲荷に数え上げられています。
 近隣の人々のみならず日本全国の人々から特に商売繁盛、開運厄除の神様として信仰されています。それらの人々が奉納した鳥居がトンネルのように山を上って行き「千本鳥居」として有名になりました。

 祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)です。豊穣を意味する二人の女神を祭ったものだと思われます。
 稲荷神社は全国で約4万社ありますが 「稲成」と書くのはこの太鼓谷稲成神社だけだそうです。大願成就の祈りが込められているため成の字を充てたようです。
 今の社殿は昭和44年12月に建てられたものです。境内からは 山陰の小京都・津和野の町を一望できます。沢村一樹が浅見光彦を演じた「津和野殺人事件」でもロケに使われたところです。
 大祭は2月は節分祭、初午祭が執り行われます。節分祭の時は石見神楽の鬼が殿内に登場するそうです。春の5月15日は鎮座された日の大祭で五穀豊穣と商売繁盛を 願い多くの参拝者が訪れ、境内に太鼓や笛の音が鳴り響くそうです。秋の大祭は11月15日です。


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