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山口の旅と歴史
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洞春寺
とうしゅんじ
山口県山口市水の上町5ー27
Tel 083-922-1028


 正宗山(しょうしゅうざん)洞春寺は臨済宗建仁寺派のお寺です。明治元年(1868)萩城内から移した毛利元就の菩提寺です。応永11年(1404)大内盛見(もりはる)が祈願所として建立した国清寺が前身です。
 毛利氏が防長に移ってからは、毛利隆元の菩提寺となりましたが、後に元就の菩提寺となり洞春寺と称しました。どっしりとした四脚門の山門は国清寺創建当時のもので、国の重要文化財に指定されています。
 元の洞春寺は元亀3年(1572)、毛利輝元が祖父の元就の菩提寺として安芸吉田の城内に開基し、開山僧は嘯岳鼎虎(しょうがくていこ)禅師でした。慶長8年(1564)に毛利に従って山口に、次いで慶長11年(1567)に萩城内に移り、幕末に再び山口に移ったのでした。
  現在の洞春寺本堂は、江戸時代に焼失して再建されたものです。洞春寺観音堂は上宇野令滝の観音寺にあったもので、国の重要文化財に指定されています。観音寺は大内義弘の子持盛の菩提寺で、後に勝音寺となり、毛利氏の時代になってからは大通院と称していました。大正4年(1915)に洞春寺に移築されたものです。
  観音堂は桁行3間、梁間3間、1重もこし附入母屋造りの建物で、永享2年(1430)建立ということが厨子裏の板銘から判明したそうです。花頭窓や桟唐戸などが美しい唐様の建物です。


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