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山口の旅と歴史
山口の旅        山口市

八坂神社(築山館跡)
やさかじんじゃ(つきやまやかたあと)
山口県山口市上竪小路100
Tel 083-922-0083


 八坂神社の境内地は築山館(つきやまやかた)といわれ築山神社などもあり、かって大内氏が政務をとっていた頃の勢力を偲ぶことのできる場所です。大内教弘が築山殿と称されていた時代に造られたと考えられています。
 八坂神社は朱色の大鳥居がある神社です。応安2年(1369)、24代大内弘世が、京都の八坂神社を勧請しました。
 現在の本殿は永正17年(1520)に30代大内義興(よしおき)が再建したもので、三間社流造りの見事なものです。室町時代の様式をよく伝えていて、国の重要文化財に指定されています。
 本殿が再建された地は、鴻ノ峰の山口大神宮境内にありましたが、元冶元年(1864)、江戸時代末に毛利敬親によって現在の場所に移されました。
 本殿には13個の変化に富んだ蛙股があります。この八坂神社の蛙股は形が優美で、他に類例の少ない珍しい図柄、花や果物、雲などが彫刻されています。
 築山館は大内氏滅亡後朽廃しましたが、園池の跡は残っていたといわれています。しかし、この池も江戸時代中頃周囲の築地の土をもって埋めてしまい、現在のようになったといわれています。
 毎年7月20日から行なわれる山口祇園祭では、室町時代から受け継がれてきた鷺舞(さぎまい)神事が奉納されるそうです。


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