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世界の旅
世界の旅  オーストリア  ザルツカンマーグート&ハルシュタット   
世界遺産
ザルツカンマーグート
Salzkammergut

『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台

▼美しい映画でみた風景

ザルツブルク市の東、アルプスの峰々に抱かれるように、扇状に展開する一帯がザルツカンマーグートです。オーストリアの景勝地を代表するこの地方は、標高500〜800メートルの高地で、大小数多くの湖水が点在し、背後には2000メートル級の高山が連なっています。
映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となったところでもあります。

ザルツブルク郊外の丘陵地帯にある湖水地帯。周囲をアルプスの山々に囲まれ、アルプスの氷河が作り出した大小70以上の湖水が点在するこの一帯は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台となったことでも知られます。チロル地方と並ぶオーストリア屈指の自然の景勝地でもあるため、夏の避暑客をはじめ、1年中訪れる人が絶えない国内でも人気の観光地です。つまりオーストリア観光のメッカのようなところです。オーストリアで第二の大きさのアッター湖を始め、トラウン湖、ヴォルフガング湖、モント湖、フッシュル湖および、ハルシュタット湖など、風光明媚なリゾートが多いところです。オープニングシーンのロケ地となったアニフ城、フッシェル湖、シャーフベルク山などがあり、『サウンド・オブ・ミュージック』の世界に触れることができます。


「ザルカンマーグート」というのは、ザルツブルク州の東および東南、オーバーエステライヒ州南部から、シュタイヤーマルク州西部にまで及ぶ広い地域です。2000メートル級の山々に囲まれた広大な湖水地帯で、標高 500メートルから 800メートルの丘陵に、地質時代にアルプスから流れ出た氷河に削られて出来た、大小併せて六十七もの湖水を持っているところです。

サンクト・ヴォルフガング St. Wolfgangはザルツカンマーグートの「首都」バート・イシュルから車で20分、オペレッタ「白馬亭」で知られるヴォルフガング湖畔 の景勝地です。11世紀にレーゲンスブルグのヴォルフガング司祭が聖堂をこの地に建ててから、巡礼の町として知られるようになったといいます。南北の湖岸を結ぶ観光船が発着する船着場があり、ホテル、レストランなどが湖岸の通りに建ち並んで賑わっています。

どの建物も白壁で木作りのベランダが各階に張り出しています。一際豪奢なホテル・レストランが『白馬亭にて』の舞台になったところです。
1896年に劇作家のオスカー・ブルーメンタールとグスタフ・カーデルブルグとによって、宿泊していた白馬亭を舞台にしたコメディーが作られました。のちにチェコ生まれの作曲家ラルフ・ベナッキーによって、オペレッタに仕立てられたのです。昔むかしの巡礼たちだけの寒村は、今や世界中から観光客を集めています。

ヴォルフガング湖畔の西北端にあるザンクト・ギルゲンは楽聖モーツァルトの母、アンナ・マリア・ペルトルの生誕地として有名です。また妹ナンネルもこの町に嫁いでいます。役場の前には少年モーツァルトがヴァイオリンを弾いている像があります。
 またバートイッシュルは、ザルツカンマーグートで一番大きな温泉保養地です。皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の避暑地として広く知られています。

  かつてこのオーストリア一帯は、紀元前5世紀以前からケルト人の居住地だったそうです。ケルト人はのハルシュタット遺跡に代表されるように高度な文明を持ち、ローマやエトルリアと塩での交易をしていたそうです。
  地名に「ザルツ」がつくところが多いのですが、昔から特産である塩を意味する「ザルツ」がつけられたようです。中世から岩塩の産出地としてとても有名だったようです。また、「バート」(温泉)のついたところ見受けられます。温泉も多かったのでしょう。




ハルシュタット

Hallstatt
ハルシュタットの町は古くから貴重な岩 塩が採れたため、先史時代から重要な商業の中心地でした。
ハルシュタット文化に関する資料や古代墓地の出土品などは、町の博物館に展示されています。
教会の裏側には納骨堂バインハウスがあります。狭い土地であったため埋葬してから10年くらいして遺骨を掘り起こしここに納めていました。1000ぐらいの頭蓋骨がありました。
切り立った山に囲まれたハルシュタット湖の西岸にある、人口2000人足らずの町ハルシュタットは、
この近くで岩塩が採れたため先史時代(紀元前9〜2世紀)から重要な商業の中心地であった。
世界の湖岸の町で最も美しいといわれているハルシュタット湖のほとりの町ハルシュタットです。

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