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スリランカの旅 キャンディ・ヌワラエリヤ
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世界遺産
キャンディ
Kandy
スリランカの中央部、コロンボから東120kmの所に位置する古都キャンディは海抜304mの山に囲まれた盆地の中にあります。15世紀シンハラ王朝はインドからの侵入者に追われて南へと遷都を続けました。1474年ここキャンディに都を構えました。その後、
1505年ポルトガル、オランダに干渉され、1815年インドを制覇していたイギリスにキャンディは滅ぼされました。シンハラ王朝2000年の歴史の終わりでした。 |
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古き良き伝統を受け継いでいる古都、日本でいうところの京都のような古都です。キャンディは15世紀に都となり、シンハラ王朝がイギリスに滅ぼされまで300年以上も栄えた所です。 |
キャンディレイクは山に囲まれた小さな湖です。 |
仏歯寺
Dalada Maligawa (Temple of the Tooth)
スリランカでは仏歯をとても大切に扱っています。王権者の象徴であり、仏歯のある場所が都のおかれるところとされていたのです。 |
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仏歯は紀元前543年釈迦の火葬のもので4世紀にインドのカリンガの王子がこの島に持ち込んだものだといわれています。最初は都のあったアヌラーダプラに納められ、都が代わるたびに一緒に運ばれたそうです。 |
キャンディに仏歯がきたのは1590年でした。ウィマラ・ダルマ・スリヤ1世の時代でした。王はこれを祭る2階建ての寺院を建立しました。 |
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この中に仏歯が奉納されています |
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3世代後、ナーランドラ・シンハ王は仏歯寺を新築しました。これが今日の仏歯寺に残っているものです。1998年にテロによって爆破され、建物は新しくなっています。 |
このお寺独自の有名なエサラ・ペラヘラは、年に一度のお祭りです。エサラとは7−8月の月のことであり、ペラヘラとは行列という意味だそうです。仏歯を入れた舎利容器を載せた象が市内を練り歩く華麗な行事です。 |
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ペーラーデニヤ国立植物園
Peradeniya Botanical Gardens
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キャンディより南西3km、海抜300メートルにあるペラデニヤ国立植物園は1821年に設立されました。面積は670ヘクタールで、南面以外の3面はマハヴェリ河に囲まれています。 |
植物の種類が4000以上あり、外国産の半熱帯性の珍しい植物もみられます。植物標本室や160種類以上の蘭部屋やサボテン部屋もあります。バラ園、芝生の草原、池、小川などもあり熱帯性植物の勉強になります。
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大きな木々から小さな藻や昆虫までみられます。 |
日立の宣伝で有名な「その木なんの木」の大ジャワ・ビンローもありました。ただハワイではどこの公園にもありましたが。 |
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キャンディアン・ダンス
Kandyan Dance
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キャンディアン・ダンスはスリランカを代表する芸能です。 キャンディ王朝時代に宮廷内で踊られていた舞を中心に、スリランカ各地の民俗舞踊をとりいれたものだそうです。 |
ギニ・シシーラ Gini Sisila と呼ばれるファイアー・ダンスです。
手にしたたいまつを振り回したり、口に含んだりします。 |
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ファイアー・ウォーキング、火渡りの儀式です。
古代のインドの叙情詩に由来しているそうです。 |
ヌワラエリヤ
Nuwara Eliya
ヌワラエリヤはスリランカでも最高標高に位置する涼しくさわやかな都市で、スリランカの「花の都」ともいわれています。標高2524mのスリランカ一のピドゥルタラガーラ山が北に聳えています。 |
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ここを中心とする丘陵地帯はセイロンティーの本場です。一面緑の紅茶畑が広がっています。紅茶工場では葉っぱから紅茶になるまでの工程を見学できます。紅茶の香りと機械の熱気が印象に残りました。 |
紅茶工場に行くまでの急峻の坂道に花売りの少年が立っていました。バスがカーブを曲がっている間に岩を駆け上がり手を振るのです。なれが何回も続き、紅茶工場でチップをもらうというわけです。オリンピックに出れば何かの競技で入賞しそうです。 |
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ラトゥナプラ
Rathnapura
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「ラトゥナプラ」とは「宝石の都」という意味がある。この都市は、サファイア、ルビー、キャッツアイ、トパーズ、アメジスト、アクアマリン、トルマリンなどの採掘が有名なところです。7つの宝石博物館もあります。 |
宝石採掘現場 |
紀元前10世紀ソロモン王はシバの女王にスリランカのルビーを贈って心を射止めました。アラビアンナイトではシンドバッドがラトゥナプラを訪ねています。 |
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